• ボス供試体による新設の構造体コンクリートの強度測定

<概要>新設の橋梁下部工において、完成後不可視部分となるフーチング部では、外部供試体(ボス供試体)による強度測定が要求されています。
    この試験は、非破壊試験に対して精度が高いことに加え、型枠脱型直後から供試体の採取が可能であり、
    埋戻しなどの工程への影響を避けることができます。
    さらに、「外部供試体」の割取り面は、平滑な状態ではないが、埋戻される場合補修の必要性がありません。

●測定頻度は150m3ごとに1回(1供試体)の試験を行います。
●やむを得ず試験回数が3回に満たない場合は、必要最少試験回数2回を採用します。

1. 構造体型枠の開口準備
2. 構造体型枠へのボス型枠の設置
3. コンクリートの充填作業
4. ボス型枠の養生
5. 構造体型枠の取り外し
6. ボス型枠の割取り作業
7. ボス型枠の脱型
8. ボス供試体の圧縮強度試験